清水良太郎容疑者を起訴、保釈は認められず「それでもアキラが救うはず」 


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デイリーニュースオンライン

 ものまねタレント四天王・清水アキラ(63)の三男で元俳優の清水良太郎容疑者(29)が27日、覚せい剤取締法違反(使用)の罪で東京地検から起訴された。良太郎容疑者はこの日、保釈されなかった。

 すでに父親のアキラ(63)が所属する清水ファミリーで構成された事務所からはに17日午前中には公式サイトから名前・スケジュールなどを削除され、夕方に「弊社所属タレント清水良太郎を本日付けで、解雇処分といたしました」「多くの皆様に多大なご迷惑をおかけいたしました事につきまして深くお詫び申し上げますとともにご報告させて頂きます」と発表した。

 逮捕された翌日の12日に、父のアキラが号泣しながら行った謝罪会見では「話もしたくない」「事務所はクビにして、自分で歩いてもらいた」と突き放していたが、実際のアキラを知る関係者からは「どうせすぐに手を差し伸べるだろう」と見られている。

「アキラは過去に、歌手の酒井法子(46)が薬物で有罪判決が出た際に、芸能界での仕事復帰に賛成の意を述べています。また今回の会見でも、アキラはしきりに"家族"ということを連呼しており、アキラ本人の言動にもそういった良太郎を溺愛しているような発言が多々見受けられる。そういったところから、アキラの"甘さ"を指摘する声も少なくありません」(芸能関係者)

 かつては"闇カジノ賭博疑惑"で活動を謹慎し、その後復帰して出演した番組では"自分は悪くない"と被害者意識を丸出しにした発言をしている良太郎容疑者。そうした考え方を持つようになったのはアキラがさんざん甘やかしてきたからだというのが周囲の一致した見方だ。

「良太郎容疑者のこれまで行った愚行と、彼の今後を案じる上でも親族の監視下の元で仕事をさせる案が浮上している。タレントとしての復帰についてもテレビ出演は当分無理。仮に芸能関係の仕事に就くならば、各地でディナーショーなどの営業を行っているアキラの裏方として、さらにはアキラ出資による飲食店の手伝いなどで社会復帰するしか道はない。保釈が長引いたとしても、アキラが救うでしょう」(芸能記者)

 良太郎容疑者を甘やかしたのがアキラなら、更生を支えるのもアキラしかいない。本人には自らの行いをしっかり反省してもらいたいものだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。


(出典 news.nicovideo.jp)